
「感性を豊かにするために読書をしなさい」
なんてよく言いませんか?
わたしは親に言われたことはありませんが、よく聞いた言葉だったように思います。
わたしはこの言葉にものすごく違和感を感じています。
読書が趣味の人でも感性(物事を心に深く感じ取る働き)低い人や共感力などが低い人も実際にはいますので、、、
それに、わたしは感性が豊かなほうだと思いますが自身が本を読まない人間だったからです。ブログの内容のイメージで本を読まない人だったと言うとびっくりされます。
今は読書するようになりましたが読む本は偏っており、読み始めたのはなんとつい最近2年くらい前からで、それまでは一切といっていいほど読んだことありませんでした。
その代わり、デザイナーですから子供の頃から絵が大好き♡
漫画やアニメばかり読む子供で、活字を見ると1ページ目で目がチカチカして無理!と投げ出すタイプだったのです。
感性や表現力はありとあらゆるものから受け取れる
私の感覚だと、感性や表現力なんて読書以外からでも、そこらへんにあるものから受け取れるんですよね。
どんなに良い本を読んでも受け取り側が受信能力が低くかったり、想像力や共感力がなければ、自分に吸収されることはありません。
感性を高めたいのなら、色々なことを経験することなのだと思います。
経験せずに文章を読んだところで想像はできないし、経験したことがないものについてはイメージでしかないので、似たような経験をしたことがある場面や感情で共感した部分は印象に残るけど、それ以外は自分に入ってこないと思うのです。
経験が増えれば増えるほど、共感できるところは多くなる。
経験がなければ、それだけ共感はできないということです。
わたしが読書をするようになったのは、思い返すと色々な経験を積んでから「読書が面白くなった」ことに間違いないです。
それまでは絵ではなく活字という苦手意識ももちろんあったと思いますが、共感力想像力が乏しかったから面白く感じなかったのだと思う。
受け取り上手な人は、アニメでもドラマでもバラエティーでも映画でも舞台でも捉え方次第で、感性を磨くお手伝いしてくれる。何事もそうだけど、捉え方次第なんですよね。
だから「読書がいい、音楽がいい、映画がいい、絵がいい、」わけではなく、人間次第のところが大きいと思うし、その人の受信能力が高いか低いか。
もちろん、読書もしたほうがいい
もちろん、読書はしないよりはしたほうがいいですよ!
知識や語彙を増やすためには読書はしたほうがいいです。
私も小さい頃から本を読んでおけばよかったと思っています。
ただ、感性を豊かにするにはいくらでも方法はあると言いたいだけです。
自分に合った感性を豊かにする方法がある。
それを見つけてほしいなと思います。