
日曜日は長沼毅先生の講義に参加してきました。今回の講義は先生の著書であります「14歳の生命論」のライブ版です。
テーマは「生きるとは、何か?」
思春期である14歳頃は悩みの多い時期。
少年少女に向けて同年代のアニメキャラクターを例題に出してわかりやすく生物学/生命論が学べます。
第一章「エヴァンゲリオン」
「ATフィールド(心の壁)についてやハリネズミのジレンマ(心理学用語)について」
第二章「鋼の錬金術師」
「等価交換の法則、等価交換の法則を超えるものはあるのか」
第三章「エウレカセブン」
「愛はいつ生まれたか?愛の役割は?愛は進化するのか?愛とは何なのか?」
「ダンバー数について」
第四章「ワンピース」
「人間らしさとは?人間の進化について」
第五章「ハンターハンター」
「キメラ共生進化について」
「ダーウィンの進化論とは別のところで進化を2度している。その進化がなければ人間は存在しないこと」
第六章「ナウシカ」
「腐海(バイオレメデーション)について」
「漫画版ナウシカがどういう選択を行ったのか」
「おまけでもののけ姫のたたらの話」
ザックリですがこんな感じでした。本の内容全てではなく、要所要所の説明を聞く感じ。それぞれとても面白かったです!ちゃんと本を読みたくなってしまいました〜。
特に第一章「エヴァンゲリオン」の主人公シンジのダメな自分を最終的に受け入れる
「自己肯定、自分を受け入れること」
第六章「ナウシカ」の人類救済のように見える世界再生プログラムをナウシカは悩んだ末に破壊。
「自分の生は自分で決める」
あとは質疑応答でありました先生の言葉で
「人を愛せない人、人が嫌いな人は遺伝子なんだから仕方ないでしょ。受け入れて開き直った方が楽に生きれます」
という今の自分を受け入れることのお話が多かったので、とても勉強になりました。私もブログで常々「受け入れること」を発信していますが、やはり大切なことなのだと思いました。
質疑応答でのお話も大変面白く、男性がガンになりやすい理由、トキメキ力をアップさせるには?尊敬と感謝は割り切る話など、どれもこれも頷けるお話ばかりでした。
わたくし、先生の毒舌とはまたちょっと違うバッサリ感が好きでして♪
先生から参加者へのメッセージ
「しっかり悩んで、しっかり生きてください!」