
先日、友人がある人から「ここが良くない」と注意を受けていました。
それからその部分を友人が気にしている(やらないように気をつけている)ように見えたので「悪いところなんてないよ。その人がそう思ったというだけで、そのままでいいんだからね」と声をかけました。
普段はあまり気にしないのですが声をかけておこうと思った理由はいくつかあります。
①言った側が対極的思考が強く、ダメ出しをしやすい性格であったこと
②言われた側が真面目で自問自答する癖を持っていると知っていたこと
そして、第三者としてその場面を見ていて、注意を受けた部分・気にしている部分はわたしにとっては「確かにそういう部分もあるけど気にするほどのものじゃない」と思ったからでした。
あなたの悪いところって本当に悪いところ?
悪いところを必死に良くしようと思っている人たちに聴きたい。
あなたの悪いところって本当に悪いところなんですか?
わたしは自分で「ここがダメだな」と思ったことがありません。
自分の嫌いなところをあげてみてくださいと言われたら、とても悩んでしまいます。
もちろん完璧な人間なんていないので人に迷惑をかけて凹むことはありますし、「あがり症で困っちゃう」「ダイエットできない」とか自分の直したいところはいくつかあります。
でも、口には出しますが治しません。本気で困っていたら治そうと努力すると思うのでたいして治したいと思っていないのだろうな~と自分で思っています。
長所も短所も自分ではなく、相手が勝手に決めている
なぜ気にしないかといえば、欠点は相手によってコロコロ変わるからです。
そんな正解のないものに悩んでいても仕方ありません。
例えば、わたしのポジティブ思考や穏やかなところは周りのみんなから良いと言われますし、自分でも長所だと思っています。
でも、ある人から見れば、癇にさわり気にくわないかもしれません。
例えば、体型もぽっちゃりですが「痩せたほうがいいよ」という人もいれば「そのままのほうがいい。雰囲気にあってるから」ともよく言われます。
「あなたのここが良くない!」と言われたとしても、それはその相手が良くないと感じただけで、他の人から見たら「とてもいいね!」という部分だったりします。
長所も短所も見方次第です。
自分がどうしていきたいかを大切にしましょう
他人から「ここが良くない!」「なおしたほうがいいよ」と言われたとしても、気にしすぎることはしないでほしいのです。
それに指摘してきた人の価値観がじつは歪んでいたらどうしますか?
その人の言っていることが間違っているかもしれませんよ。
自分がどうしても良くしたい!と思う部分だけ改善していけばいいのだと思います。
あまり他人の意見に振り回されないようにしてください。
「なおしたほうがいいよ」と言われた部分をポジティブに見てくれる・魅力的だと感じてくれる人だっているからです。
ただし、自分から見て客観性のある意見をくれる信頼できる人の意見は一度熟考しても良いかもしれません。苦言は大切にしましょうね(^^)