
先日友人が対人関係でトラブルがあったようで、モヤモヤしているようだったので話を聴きました。
人は良くも悪くも変化していくもの
人は良くも悪くも変化していくものであって、変化のない人は成長していないことと同じこと。
多くの価値観に触れるからこそ、人は変化できます。
その人にとって良い方向へ導く価値観かどうかはわかりませんが、どちらにしても新しい価値観に触れることや知らない世界を知ることは遅かれ早かれ、人間性の成長へと繋がります。
過去に犯罪を犯してしまった人が現在犯罪をする人かといったらそうではないし、過去にとても良い人だったからといって現在が良い人とは限らない。
「前はキツイ人に感じたけど最近丸くなったなぁ」とか
「前は良い人だと思っていたけど、最近一緒にいて疲れるな」とか
色々印象が変わることだってあるでしょう。
相手だって変化しているし自分だって変化しているのですから、どちらが良い悪いではなく、お互いの変化によって上手くいかなくなる時だってあります。
自分に対しては無頓着になりがちなのに、ついつい他人には注目しがちになりますし、頭ではわかっているけれど過去の姿に注目したり、逆に変化に期待したりしてしまいます。
その人の”今”の姿をアップデートしていくこと
わたしは比較的客観的に物事を視る能力があるので、常に”今の姿”を更新するように心がけています。
そして人からの伝聞や噂などは話半分で聴いておくこと。
事実だけではなく、その人の主観が混じり粉飾されていることもよくあることを心得ておくことです。
本人のいないところで、人を褒める人は信じる。
本人のいないところで、人の悪口を言う人は信じない。
本人のいないところで、人の言った悪口を信じる人はもっと信じない。— 小池一夫 (@koikekazuo) 2017年10月13日
本当にこのとおりで、本人のいないところで人の悪口を言う人は信じないし、自分で確認もせず人の伝聞や噂話をそのまま信じる人間が一番信用できません。人の評価ほど当てにならないものはないのです。
他人からの評価が悪くても自分と合えば問題ないし、
他人からの評価が良くても自分に害を与える人間もいるからです。
過去にしてきたこともわかった上で(要素はあることを知りつつ)
今そこにある事実、自分で観たこと、聴いたこと、触れたこと、
自分の感覚だけで ”今” を判断すること。
自分の人を視る能力を信じて判断していきたいものです。
その人の”今”の姿をアップデートしていこうね。