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全ての言葉や抱いた想いは自分そのものである

今週は久しぶりに会う友人たちとの飲み会が続きまして、どの飲み会でも「その言葉、深いわ~」ってたくさん言われたんです。

言葉だけじゃなく、わたしの人間の深さを説明までしてくれて(笑)
とてもありがたいのですが、それに対してわたしは最近こう答えるんです。

自分の発する言葉は、自分をうつす鏡

「同じ言葉でも受け取った人次第で、
どうでもいいと思う人もいるし、深いと思う人もいる。

深いと思うのはその言葉を受け取った本人が
深いと感じたから深い言葉となるわけで、
わたしが深いわけじゃなくて貴方が深いんです」

と答えました。
最近導き出した答えというか、自分の中で確信したことがこれなんです。

「全ての言葉や抱いた想いは、自分そのものなのだ」

ということです。

悪口やダメ出しの言葉は自分のことを言っている!?

最初に気がついたのは褒め言葉ではなくて、他者からのダメ出しや押しつけの言葉でした。

悪口を言ったりダメ出しをしたり価値観を押しつけてくる人って、自分が実践できていないことを指摘してくるということに気がついたんですね。

「この人マジで気がついてないのかしら…」
「他人のことより自分のこと心配したらいいのに」

と正直思ってしまったり、ツッコみたくなるときってあると思うんです。

だって、実践できていないのだから説得力ありませんので、そんなダメ出しを言われても言葉が届くわけないので、相手を不快にさせるだけです。

相手のダメな部分が気になるということは、悪口やダメ出しを言っている本人は<そのダメな部分>に注目しているということです。

そして、そのダメだという部分を自分は実践できていない。

ということは…?
なぜなんだろうなぁと考えてみたんです。

実はね、悪口とかダメ出しって、自分が一番言われたくない言葉や一番傷つくであろう伝え方をチョイスして言ってるんです。

なぜなら、悪口やダメ出しするのなら効果的に相手に傷ついて欲しいからです。

でもそれは主観で選んでいるので、相手に効かないときもある。
だから、傷つかなかったり、伝わらない人もいるんですけれども。

悪口やダメ出しが多い人はそのダメだししている部分を「できなきゃいけない」そう思いながら生きている。

だけど、自分のことより相手のほうがよーく見えますから、自分のことを見る前に相手のことを先にみて、ダメ出しをしてしまうんだなって。

悪口やダメ出しは自分のことを言ってるんだなって気づいたんです。

例えば、

ある人が「あの人は浅い人間だ」と思い、
相手に「あなたは浅い人間だ!」言ったとします。

浅いと思うのは「この人よりできる、私のほうが深い」という分別や気持ちが少なからずあるからですし、そこを気にしているのは、その人は自分が「浅い人間だ」と言われるのが一番酷なことで「浅い人間ではいたくない」と思っているんですよね。

でも浅い人間と思った時点で、浅い人間ですよね。
相手を上下関係でみて、蔑んでいますから。

褒め言葉も自分のことを言っている

次に褒め言葉もそうなんじゃないかなと思って、さらに考えたのです。

深さのある人間はきっとそんなこと考えませんし、
何が浅くて、何が深いのかって考えたら、答えなんて出ません。

自分が正しいと思う<浅さ深さ>の基準を相手に押しつけているだけです。

相手のことを「深い人間だ」と思うのも一緒で
深い人間だなと思った時点で、言った本人が深い人間なのだと思うんです。

「この人は深い人だな~」と思えるのは、
その言葉を深いと思える自分がいるから、その価値観を持っているからです。

”自己を見つめられる”ということは

そう考えると、やっぱり、

「全ての発する言葉や抱いた想いは、自分そのものなのだ」

ということです。

だから発する言葉は大切だと言われるし、
相手の悪いところばかりが気になったり、
他者に対してダメ出ししたくなったら、

その時点で

自分の悪いところがいっぱい気になっているということです。

まずは自分の悪いところがないかどうかを
チェックしないといけないということなんだと思います。

他人のことをあれこれ気にする前に、自分の発する言葉や抱いた想いなどから、自己を見つめるという作業をすること。

それが「自分を見つめる」ということです。

それができるようになって、初めて「自己を見つめられる人」になれるんじゃないかなぁと思う今日この頃です。

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