
「いつもありがとう」
「感謝しているよ」
「無理しないでね」
労いや感謝の言葉って大切ですよね。
こういった言葉があるだけで、人は頑張れてしまうものです。
特に女性はその傾向が強いと思います。
中には「お金や物じゃない。言葉が欲しいだけなのに(態度にみせてほしい)」という方もいらっしゃいます。労いや感謝の言葉がないだけでやる気だだ下がり。積もり積もって大爆発します(笑)
元々コミュニケーション能力の高い女性たちは言葉をとても大事にします。
ただね、労いや感謝の言葉を言えずにお金や物を渡すという形で、労いや感謝を伝える人がいるのも事実です。特に男性に多いのですが、そのことを女性側がちゃんと理解して見方を変えることができたら、大らかな気持ちでいられるかもしれません。
男性の「お金を使う、物をあげること」は愛の表現の一つだと心得よう
「お金や物を女性に渡すこと」
「お金を稼いでくること」
これらについて、男性側の見方と女性側の見方はかなり違うと思います。
女性には、男性が「お金や物を女性に渡す」ことにはとても大きな意味があって、愛の表現の一つだと知ってほしいのです。
昔むかし、狩猟時代に男性の最大の仕事は狩りに出て食料を得てくることでした。
食料がなければ生きてはいけず、自分や周りの人間の生死がかかっていたのです。
これを現代に当てはめて考えてみてください。
仕事場は狩場、お給料がマンモスの肉。
マンモスの肉(お給料)がないと私たちはどうなるか?
男がお金を稼ぐというのは、そういうことなのです。仕事は命懸けです。
自分や周りの人間の生死がかかっているわけですから、基本的には仕事の優先度が上がるのは当然のこと。
そこで女性は考えるでしょう。
「支えあっていけばいいじゃない」と。
協力型の女性はそう思いがちですが、それは女性側の都合。
男性には男性側の都合があると知ってほしいのです。
男性は女性や家族を守るために仕事をしていると言っても過言ではないでしょう。「仕事と私とどっちが大切なの?!」なんて言葉が今時でてくるかはわかりませんが、この言葉は言ってはいけない言葉で不毛なやりとりです。
わたしだったら「わたしのためにたくさん稼いできてね♡」と言います(笑)
必死で稼いできたお金を女性に渡す(使う)ということは、どういうことなのか?
そこを考えてあげてほしいのです。
命懸けで得てきたものを相手に渡す。
言葉はなくても、それが愛の表現でもあるのですよ。
「お金や物なんていらない!言葉が欲しい!態度で示して!」の一点張りでは男性だって困ってしまいます。だって、愛情を示しているのですから。
言葉だけを愛情だと勘違いしないように。愛情を受け取り拒否してるのは自分かもしれませんよ。
言葉をかけて欲しい時は察してくれるのを待っているのではなく、「言葉で伝えてほしいな♡」と可愛くねだってみてください。
女性には労いや感謝を言葉でちゃんと伝えよう
だからといって、みなさんもご存知のとおり今は狩猟時代ではありません。
共働きは当たり前、男性も女性のことをもっと知って支えあってほしいと思います。
男性には男性の都合があると書きましたが、それを言うなら女性には女性の都合があります。
やはり労いや感謝を言葉でちゃんと伝えるように心がけてほしいのです。
男性だって、自分がちゃんと働いたときに認めてもらえたり、優しい言葉をかけてもらえると嬉しいでしょう?
目の前にいる女性たちも、同じように思っています。
「言葉で言ってほしい」と言われているのなら尚更のことです。
ちなみに愛の表現のパターンは他にも色々あります。
パートナーシップ講座でお伝えしています。
お互いの違いを知れば、もっと大らかな気持ちで幅を持たせて考えることだってできます。
歩み寄ればすれ違いも少なくなりますよ。
相手の視点で物を考えてみてくださいね。