安西 光について

ABOUT

ずっと、人間というものに興味がありました

振り返ってみると、

わたしはずっと、

「人間ってなんだろう」

ということに興味を持って生きてきたように思います。

心とは何なのか。

身体とは何なのか。

なぜ人は苦しむのか。

そして「わたし」とは何なのか。

そんなことを考えるのが、昔から好きでした。

いのちの力を引き出すセラピスト/安西 光

でも、最初からセラピストだったわけではありません。

わたしの最初の仕事は、ゲームクリエイターでした。

子どもの頃に夢中になったゲームをきっかけにこの世界へ入り、のちにその憧れていた作品そのものに仕事で関わることもできました。

その後は映像制作など、形を変えながら「つくる仕事」を続けてきました。

一見すると、今とはまったく違う仕事です。

でも振り返ってみると、

ゲームをつくっていた頃も、
映像をつくっていた頃も、
身体に触れている今も、

わたしが興味を持っているものは、あまり変わっていません。

人間や、世界や、生きること。

ずっと同じものを、違う方法で見てきたように思います。

身体という世界へ

やがて、わたしは、
心だけではなく身体について深く学ぶようになりました。

そして身体を知れば知るほど、

「身体は、私たちが思っている以上にいろいろなことをしてくれている」

ことに気づいていきました。

呼吸する。
血液を巡らせる。
食べたものを消化する。
傷を修復する。
環境に適応する。

そのほとんどを「わたし」が指示しているわけではありません。

それでも身体は、生きるための働きを続けています。

だから、わたしはいつしか、

身体をすぐに「変える対象」として見ることに、少し違和感を持つようになりました。

治す。
整える。
正す。

その前に、

「この身体では、今何が起きているのだろう?」

と見てみることはできないだろうか。

そこから今の身体との関わり方が生まれました。

人生そのものが、学びになりました

私の身体観に大きな影響を与えたものの一つに、母の介護があります。

老いること。
病むこと。
できなくなっていくこと。
そして、死ぬこと。

母との時間を通して、

「治癒とは何だろう」
「良くなるとは何だろう」
「その人らしく生きるとは何だろう」

と何度も考えてきました。

わたしは、仏教や哲学にも長く関心を持っています。

身体を探究しているはずなのに、いつも最後には、

「人間とは何だろう」

という昔からの問いへ戻ってきます。

ゲームクリエイターだったわたしと、

セラピストである今のわたしは、

実は一本の線でつながっているのかもしれません。

何かにならなくてもいい身体へ。

もっと健康にならなければ。
身体を整えなければ。
自分を変えなければ。
もっと成長しなければ。

私たちはいつの間にか、

「今とは違う何か」

になろうとすることがあります。

もちろん、変わりたいと思うことも自然なことです。

でも、その前に、

今ここにある身体に触れてみる。

身体が何をしているのか。
何を感じているのか。

すぐに答えを出さず、一緒に見ていく。

だから、このサイトの中心に置いた言葉が、

「何かにならなくてもいい身体へ。」

です。

わたしは誰かに答えを与える人というより、

その人の身体に今起きていることを、一緒に見る人

でありたいと思っています。

そして、普通に暮らしています

畑で野菜を育てています。

デザインや映像など創り上げることが好きです。

仏教や哲学について延々と話すのも好きですが(笑)

おいしいものを食べることも同じくらい好きです。

難しいことを考えながら、

普通に笑って、食べて、畑作業をして暮らしています。

そんな日常も含めて、

今のわたしができているのだと思います。