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正直さの使い方

今までの時代も必要だったけど、これからの時代もっとも必要になってくるものは

「正直」であること、
「誠実」であること、
「素直」であること、

だとわたしは思う。

言葉には人それぞれ定義・解釈があるが、
わたしなりの言葉の定義は

正直は嘘偽りのないこと、
誠実は真心があること、
素直はひねくれたところがなく、飾り気のないさま

人間は1人の時はその人が持ち合わせているこれらの性質が一番発揮されるが、複数人(集団)になった途端にこれらが発揮されなくなる。だから集団でもこれらの性質を1人でいるときと変わらず発揮できる人間がこれから求められると思う。

わたしはどれか一つではなくバランスよく持ち合わせていたいし、使いどころを間違えないように心がけたい。

正直さは嘘偽りがないことだが、
誠実さには時には嘘偽りが必要な時がある。

正直さにフォーカスしすぎると誠実さに欠けることが多々あるように思う。

例えば、目の前にデブでハゲがいたとして正直者が「あなたはデブでハゲですね」と言ったとしたら相手はどう思うだろうか?

デブでハゲであることを相手が気にしているかもしれないし、そもそもデブでハゲであることを取り上げる必要はない。

事実であるから言葉にしてよいなんてことはない。
その行為には誠実さがたりないように思う。

正直さは自分の心に向けるもの

「正直さ」というのは相手に使うのではなく、自分の心に問うときに使いたいものだ。

自分はこの道に進みたいのだろうか?とか、自分はこの人と一緒にいて心地よいかどうか?とか、本当のところ自分はどうしたいのかを心に問う。

正直さの矢印の方向は自分に向けていればよい。

本当の「正直に生きる」とはそういうものだと思う。

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