皆さん、こんばんは。
いのちの力を引き出すセラピスト/認知症リハビリテーション専門士の安西 光です。
東洋医学や食事、カラダに関する雑学など余ったノートに記録していたのですが、どんどん増えてきてしまったので一つのバインダーにまとめる作業をし始めました。これが結構膨大な量でして…。
「面倒くさい😓」と思う反面、今後のためにまとめた方がいいのでやっていきます。
まとめることをきっかけに面白そうな内容はブログにも書いていこうかなと思います。
今回は『食べもので性格が変わる』がテーマです。
〜イライラしやすい、怒りっぽいあなたへ〜ということで攻撃的な人についてです。
「イライラしやすい」「怒りっぽい」のは亜鉛不足
「イライラしやすい」「怒りっぽい」のは亜鉛不足の特徴です。
ストレスで消費しやすいミネラルで特に男性は亜鉛の補充を意識しましょう。
ストレスがかかって糖質やアルコールを摂取することによって亜鉛は非常に減りやすいです。また麺やパンには銅が結構含まれているので頻繁に食べている人は亜鉛が不足しがちになります。
亜鉛と銅のバランス
亜鉛と銅は「ブラザーイオン」と言って兄弟のような関係で、亜鉛が不足すると銅が過剰になり、過剰な銅によってアドレナリンが増え人間の神経を苛立たせます。亜鉛と銅のバランスによって攻撃性が変わります。
ある実験でいつもは温厚だけどカッとなると急に暴力を振るってあとで後悔するタイプの「間欠的爆発障害」の人は亜鉛よりも銅が多い生化学バランスをしていることが多いそうです。攻撃的な男性は銅亜鉛レベルが高いことが97年のウォルシュ博士の論文でも証明されています。
タイプ | 病名 | ||
亜鉛 < 銅 | 暴力的 | いつもは温厚 カッとなって暴力を振るい後悔 | 間欠的爆発障害 |
亜鉛 = 銅 | 温厚 | 正常 | なし |
亜鉛 > 銅 | 暴力的 | いつも攻撃的 挑戦的、残酷 | 反社会的パーソナリティ障害 |
亜鉛 < 銅 | 亜鉛 > 銅 | 亜鉛 = 銅 | |
暴力的グループ | 35人 | 57人 | 4人 |
温厚グループ | 併せて 7人 | 93人 |
ポイントは『亜鉛と銅のバランスをよくすること』です。
ちなみにADHDの68%は銅過剰であり、アドレナリンが多動を引き起こします。
解決策は亜鉛の摂取となります。
亜鉛の効果
免疫機能の向上、細胞の新陳代謝のサポート、味覚の正常化、骨や皮膚の健康維持、創傷治癒の促進、妊娠の維持、男性機能の向上など様々なものに関わってきますが、精神的活動に関していえば集中力を高める、冷静にする、注意・幻覚・妄想・不安などの軽減などがあります。
ちなみにマニアックな情報かもしれませんが、レプリコンワクチンのシェディング対策にも「クロセチンと亜鉛は最も摂取すべき」と言われています。
亜鉛不足チェック
- 爪に白い斑点がある
- 食べ物の味がわからない
- 白米やただの水、野菜サラダなどを「不味い」と感じる
- 皮膚が乾燥する
- イライラしやすい
- 性欲が落ちた
- 最近背が伸びた
亜鉛は体内で作ることができない「必須微量ミネラル」で吸収率が約30%と高くないため、日本人に不足しやすい栄養素の一つです。
亜鉛が豊富な食材は 牡蠣、ホヤ、貝類、牛肉、豚肉 などです。
まずは食べものを変えてみる
なんだかイライラしやすい、怒りっぽいと感じる方はまずは食事のチェックからしてみてください。
なんでも性格せいにしない、精神論だけで考えない視点はとても大事です。
まずは食べものをチェックしてみる、食事を変えてみる。
それでもイライラしやすい、怒りっぽいのをなんとかしたい!という時には心理学やアンガーマネジメントなどを考えればいいと思います。
先日仲間とやっているyoutubeでもお話ししたのですが、似たようなことをお話ししているので是非視聴してみてくださいね(テーマは「心のブロック」の話ですが、行動力なども食事によって変わったりします)
精神論で考える前に、日々の生活習慣や食生活を見直すことが大事です。
まずは身体を整えること。
それが出来ていないのに精神でどうにかしようとしても効果は半減、またはないと思ってください。
まずは「栄養が摂れているか、栄養が吸収されているか(摂取できているかと吸収できているかは別物です)、睡眠がしっかりとれているか、お風呂に入っているか」など基本的なことをしっかりやっていきましょうね!😊