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人生は自分のダメさ、不完全さを認める旅である

人生は自分のダメさ、不完全さを認める旅である

人生は自分のダメさ、不完全さを認める旅である。
自分のダメさを認めることこそが、真の自己肯定感である。

「私たちは元々完全な存在だ」と聴いたことはあるだろうか。

そう、私たちは元々完全な存在だ。

はて?真逆のことを言ってるではないか!と思う人もいるだろう。

ダメな自分、不完全な自分で完全なのである。

ダメな部分、弱点は人それぞれのユニークさであり、他者がそれを補完してくれる。
ダメな部分があるからこそ、他者に頼ることができる。

相手も頼られるから存在意義が生まれる。
頼る、頼られることができるから「協力」が生まれるのである。

世界は1人では生きられないように出来ている。

それなのに人は完璧であろうとする。

自分のダメさを隠すため、自分を強くみせるため色々な武器や鎧を持たなければいけないと勘違いしている。

小さい頃から聴かされた呪文を信じたまま大人になる。

「強い子になりなさい」
「出来なければいけません」
「いい子でいなさい」
「迷惑をかけない人間になりなさい」

綺麗でまっさらな観念が周りにいた親や大人たちの観念によって育てられ、綺麗なメガネが汚れ歪んでいくのだ。

ダメな自分は愛されないと勘違いしている。
ダメな自分のままでは生きていけないと勘違いしている。

素直に本音を言えず、
愛されるために建前や我慢しながら生きようとする。

(自分はダメなんかじゃない!ダメなんかじゃないんだ!)

そう唱え続けながら、自分がさも完璧であるかのように生きていくことに必死になる。

いつまで重い武器や鎧を着て、生き続けるのか。
いつまで余計な思い込み<観念>を抱いたまま、生きていくのか。

あなたはいつまでそうやって生き続けるのか。
いつまで勘違いして生きていくのか?

ダメな人=愛されないという図式はどこからきているのか?

それは自分が勝手に思っていることである。

ダメな人間は愛されないという観念を持っているのだ。

ダメな自分でも愛されるのに。

本当に愛されるの?
本当に?

あなたが愛されたいと思うなら、
相手を信頼してダメな自分をさらけだすのだ。

相手を信頼できないのであれば、あなたはその人を愛していないということだ。
あなたは今までずっと人を心底信頼してこなかった。
信頼しようと努力もしてこなかった。

「相手を信頼する」

その一歩がなければ、あなたの求めているものは手に入らない。
あなたが欲しがっている愛は手に入らない。

まずは自分から相手を愛するのだ。

相手を信頼するということは、自分を信頼するということでもある。

その人を選んだ自分の見る目を信じる。
その人を選んだ自分の感覚を信じる。

相手を選ぶということは、選択した自分を信じているということだ。

信頼できる相手を選び、
今こそ勇気を出すのだよ。

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