なぜ自分の機嫌をととのえることが大事なのか。
それは、自分の内側と外界(外側)は連動しているからです。
自分が優しいと世界は優しい。
自分がトゲトゲ・イライラしていると、世界はトゲトゲ・イライラの世界になります。
わたしは普段から自分の内側をととのえることに注力(というかそれしかしていない)しているので毎日穏やかな日々を暮らしていますが、今日は特に「自分の内側=外界」なんだと思う出来事がありました。
いつも買っているお花屋さんで芍薬を買いました。
店外で売り出されているお花を持っていったら「もう咲いちゃってるし、すぐに枯れちゃうから」と花屋のおじさんが一本、蕾のものをおまけに加えてくれました。
おじさんと話していると本当にお花が好きなんだなっと伝わってくるんです。
わたしはそういう人が大好きなので喋りかけるようになってから、向こうも覚えてくれて時々サービスしてくれます。
いつもサービスしてくれて感謝しかありません。
今日も「ありがたいなぁ。みんな優しいなぁ」って感謝しました。
わたしの周りには優しい人しかいません。
わたしの場合、親しく付き合う人を選別しているし、わたしが本当に心から合う・曇りなき眼で物事をみれる人としか深く付き合わないので、結果周りは気の合う優しい人ばかりになります。
優しい人に囲まれているから自分も優しくなれるのでしょう。
結果、わたしも見ず知らずの人にも優しくでき、優しさの循環が起こります。
花屋のあとに「ありがたいなぁ、みんな優しいなぁ」って思いながら、そのまま買い物に行きました。
そうしたら帰宅途中に坂道を登ろうとする車椅子の男性(やや体格よく大きい人)に、見知らぬか細い女性が後ろから押しているじゃありませんか!
男性は「本当にすみません、ありがとうございます」、女性はニコニコと「いえいえ」といった感じで会話しながら坂道を押してあげていました。そのときの前を向いた時の男性の顔が印象的で、恥ずかしいけどとっても嬉しいような、そんなハニカミ笑顔をしたんです。
わたしは遠くから見ていてその二人の姿や雰囲気がまるで絵画のように、とても美しく見えました。
「なんて、優しい世界なんだ」
また、そうつぶやいてました。
わたしが「ありがたいなぁ、みんな優しいなぁ」って気持ちでいたから、無意識に外界で優しい出来事を探し始めます。
生きているだけで、刻々と色々な景色が見えますよね。
外界では色々なことが起こっていますが、数ある出来事の中からわたしはその車椅子の男性と女性の優しい出来事に注目(遭遇)をしたわけです。
自分が機嫌がよいと、機嫌がよくなるような場面を探し出し、自分の世界はハッピーになる。そういうことなんですね。
花屋に引き続き、またまた、いい気分になったわたし。
空を見上げて「なんて綺麗な雲なんだ!」と写真を撮りました。
他人からみたら、ただの雲ばかりの空かもしれません。
でも、わたしは立て続けに人の優しさを感じた出来事があり、心から「この世はなんて優しい世界なんだ!」と思いました。
なんの変哲もない景色でも、その心で見たものは全てが優しさにつつまれているのです。
現実世界が上手くいかないとき、無意識の自分は常に語りかけている
あなたの世界はどう見えますか?
どう感じますか?
さえない毎日ですか?
嫌なことが次々に起こりますか?
みんなから優しくされないと感じていますか?
いつも冷たくされると思っていますか?
イライラした出来事ばかりが起こったり、周りのみんなが冷たい優しくないと感じられたとき、不快感のほうが多い毎日を暮らしているとき等、一旦立ち止まって考えてみてほしいのです。
「自分がイライラしてるんじゃないだろうか?周りに優しくできているんだろうか?」ってことを振り返ってみてほしい。
そういうことが立て続けに起こったとき、現実がうまくいかないとき、
実は潜在意識(無意識)の自分が語りかけています。
「本当はあなたがイライラしてるんですよ。はやく気がついて」
「本当は周りのせいじゃないのよ。はやく気がついて」
「本当にその環境にいていいの?はやく気がついて」
「本当にそれでいいの?はやく気がついて」
そう、はやく気がついてって自分に対して語りかけています。
でも、大抵の人はそれに気づかずに他人のせいにして生きていったり、見て見ぬふりをしたり、臭いものには蓋をしたりして、逃げまくります。
でも、それらは向き合わなくては無くならないので、ずっと追いかけてくるのです。
そのときの問題が解決したとしても、同じような問題が繰り返しやってきます。
どんどんどんどん膨らんで、問題が大きくなっていきます。
だから後々残しておくとさらに辛くなっていきます。
(それが好きな人はそのままでもいいです笑)
そして、苦しみ悩み抜く人生になってしまうのです。
それは、自分が向き合ってこなかった、放置してきた結果です。
もし終わらせたいなら、自分の本当の声を無視しないことです。
世界が優しくない、うまくいかないと感じたら、
イライラや不快感やら外界で起こることは全て他人のせいにすることなく、自分の内にあることなんだといちいち気がついていくことです。
頭の中でわかったつもりになり「わたしは優しい世界にいるんだ」と言い聞かせているだけと、潜在意識から安心して「わたしは優しい世界にいるんだ」というのは別物です。
見分け方は潜在意識から優しい世界だと思っていれば・安心を感じていたら、ちゃんと現実も変わります。
現実が変わらずに「わたしは優しい世界にいるんだ」と言い聞かせているだけの人は、現実をちゃんとみてくださいね。
丁寧に向き合っていけば、あなたの世界はおのずと『優しい世界』になっていきます。
自分の世界を優しい世界にすると決めること、覚悟すること。
本気を出せば、自分の人生なんていくらでも変わります。
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