「古くして古いものは滅び、新しくして新しいものも滅びる。古くして新しいものが常に栄える」という言葉があります。
きっとブランドも一緒ですね。
リサーチをし、プランを練り、コンセプトを決め、それにそってデザインし伝えていく。
1回やって終わりではなく、その都度変化に合わせて(市場の変化、ブランドの成長、ブランドの方向転換など)またリサーチに戻り、プランを練り、コンセプトを決め、それにそってデザインし伝えていく。
リブランディングしていく。
それの繰り返しです。
そうやって循環していくものだけが残っていきますね。
普遍的なものは大事にしながらも常に新しくする
わたしたち日本人はその感覚を大事にしてきました。
例えば、伊勢神宮は二十年おきにすべての建物を建て替えします。
これを遷宮といいます。
形は二千年前のままですが、二十年に一度遷宮しているので新しい。
二十年に一度遷宮するおかげで建物だけではなく、装束や金具などをつくる職人さんが途切れることはないのです。前にやった人がまた生きている間に次の世代へと伝えることができます。だからこそ、残っていくのですね。
きっと、世に残っている多くの企業がこれと同じことを行っています。
「大企業だから出来ること」「大企業だから必要」ではなく、個人事業でも当てはまりますし個人レベルでも出来ることです。
チャールズ・ダーウィンの名言『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』という言葉があります。
現状「うまくいかない」のなら変化していった方がいいでしょうし(ある意味、変化しないからうまくいかないという見方ができます)、現状「うまくいっている」状態でも「うまくいっているから変えない」のではなく、「もっとうまくいくように変える」態度や考え方が必要なのではないでしょうか?
「自分の生き方の方向性はこれでいいのだろうか?」
「自分のやりたいことはこれでいいのだろうか?」
「このやり方、方法、伝え方でいいのだろうか?」
そのように自分に問うてみる。
大事なことなので何度も言いますが、
リサーチをし、プランを練り、コンセプトを決め、それにそってデザインし伝えていく。
それを循環させていく姿勢。
自分の人生においても、自分の仕事(ブランド)においても、とても必要な態度だと思います。
ブランディングデザインのお手伝いもしています。
興味を持たれた方はぜひお読みください。