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ブランディングは大事だけど「最終的にはブランディングじゃない!」と言う理由

こんばんは、ブランディングデザイナーの安西光です。

ブランディングデザイナーと名乗っているので当然のことながらブランディングのお仕事をしているのですが、わたしは「最終的にはブランディングじゃないよ」といつも言ってます。

先日ブログでも「ブランディングをすれば解決するという考え方は捨てていただきたいと思います」ということも書いていますし、Facebookライブ配信でも「ブランディングはついでです」と言いました。

ブランディングデザイナーのわたしがどうしてこれほどまでに、あえて反対のこと「ブランディングじゃない!」と言うのか。

結局、土台となる自分がしっかりしていないと(潜在意識が抱えている課題がクリアになっていかないと)表面上の見える部分を整えても、実際に実行にうつすことが出来なかったり、目的を達成するための最適案や対処法などが登場しても自分の持っている偏見・思い込みなどで拒否をしたり避けたりして、結果目的を達成するのがいつになるかわからない状態になるといったことが起こってくるからです。(過去にそうやってチャンスを逃してきた人も見てきています)

それにね、ブランディングって自分の本質を表現したものです。
そして、ブランディングが効果があるのは自分自身や商品・サービスが良いというのが前提の話です。

多分、書店で売られているどのブランディング本にもそう書かれていると思います。
悪いものを良くは見せられない(それは騙しているのと同じです)

(こう書くと自信のない方は自分の商品・サービスに対して不安に思ったりするかもしれませんが、それも自分の認知で物を見ているのである意味それが認知の歪みの罠だとも言えます。だからブランディングをする際は他者から見てもらうことが必要なんです)

だからね、わたしの方針は「ブランディングは大事だけど、土台の部分はそれ以上にちゃんと整えていくこと」なんです。「まずは土台づくり、ついでにブランディング」というスタンスでセッションを行っています。

ついでにと言ってますが、ちゃんとブランディングしていきますのでご安心ください(笑)

そして、自分が大きく成長したり内面が大変革が起こって節目をむかえたりすると自分の到達したい<目的>自体が変わったりするし(企業の場合は経営者が交代するとか、会社の方針が大きく変わるとか)自分だけじゃなく時代の流れや変化に応じてブランディングってどんどん変わっていくのが当たり前。

その都度、リブランディングするのが当たり前なのです。
だから、表面上のことなんていつだってリブランディングできます。

だけど、自分の内面、特に潜在意識に関わる部分は簡単に変えることなんてできません。
早いうちから意識的に変える努力をしていかなくてはいけない。

それをわかった段階で土台構築やっていきましょうよっていうのがわたしの考え方なんですね。

表面ばかり整えて、万が一、大勢のお客様に認知され一時的には良い方向にむかったとしても、その人の器次第で後々困難がやってくるのは目に見えているからです。人は器以上の何かを受け取った時、余計なものは全て溢れ出ていきます。

たまに大炎上を定期的に繰り返す有名人などがおりますが、それはそういうことですね。
器がしっかりしてないと抱えきれなくなるんです。

器の部分をしっかりとつくっていくことはとても大切なのです。

あくまでもブランディングはもともと持っている良い商品やサービスの個性や魅力をわかりやすく表現することによって、個性や魅力がさらに発揮するようなものです。増幅機みたいなものかな(^^)

ですから、ブランディングは二の次と考えて欲しいと思います。
でも、ブランディングも大事なんですよ。

自分の個性や魅力、本質的なものをお客様にわかりやすく提示してあげる姿勢は<共感>ですから。

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