皆さん、こんにちは。
ブランディングデザイナーの安西光です。
昨日は午前中から新宿でインディビジュアルブランディングのモニターBさん(40代男性)2回目のセッションでした。
第1回目はお客様ご自身の内側の深堀りでしたが、今回から取り扱う商品・サービスについての深堀りの開始です。前回の記事は下記関連記事をお読みくださいね。
幼い頃の記憶が今の自分の行動を邪魔をする
第1回目質問表では内にあるものがたくさん出てきた感じがあったのですが、今回返ってきた質問表の様子は一変して何も出てこない感じ、まとまってない感じがあったので「それはどうしてだろう?」とセッション時にお話を聴いていくことにしました。
質問表の解釈をもう一度確認してもらい、丁寧に聴き取り開始。
そうすると、1ヶ月前までは「やるぞ!」と上昇気流の気分でいたのが、今は下降気味ということで特に発信に対するブロックが発動し始めたようです。
そして、話している最中に発信に対するブロックを作り上げている癒されていない幼少期の記憶がいくつか浮かび上がってきたようです。表面上に出ているブロックの形は発信に対するものですが、よくよく見ていくと放っておくといくつかの弊害が生まれてきそうです。
それらのインナーチャイルドが癒やされていないと、将来的に集客のみならず、提供するサービスにも支障が出てくると容易に想像ができるとお互いが理解し、それらは今後生きていく上で不必要なものなのでブロックを外していく・インナーチャイルドを癒し解決していく方向で動いていくことになりました。
今回は質問表はやり直しになりましたが、それ以上に得たものは大きいと思います。
質問表が書けなかったからこそ見つけ出せるものがありますね。
こうやって質問表が書いてあるかどうかも表面上のことです。お客様の状態を知っていくために必要なものなので質問表を書いていただいているわけですが、文字が書いてある書いてない、内容などはたった一部の情報にすぎないです。
いっぱい書き出した前回も目から鱗だったと言っていましたが、今回はさらに目から鱗というか、かなり衝撃うけていらっしゃったようです。全然書けなかったことで逆に気づきをたくさん受け取られて持ち帰ってくれたようで大変喜んでいました。
宿題にしていた感情のクリーニングワークを1回やってきてくれましたが、その1回でも自分の気づいていないものが出てきて「こんな風に思っていたんだ」と効果がある様子です。
一般的な職業の方々よりはご自身の学びなどを通してインナーチャイルドの癒しやヒーリングなどをご自身でされている方なので、今回のブロックは潜在意識にあったものが浮かび上がって表層に現れてきたものでしょう。
新しいブロックが出てくるのは、そうやって日々、ご自身で綺麗にしていっている証拠ですから素晴らしいことだなと思います(^^)
セッション後は仲間たちと待ち合わせをしてお食事会をしました。
今回のコンサルと食事会をとおして話すこと全て相手にズバズバ入り神回でした(笑)
コンサルを超えて、リーディングとヒーリングもしてると言われて嬉しかったです✨
次回、第3回目のコンサルも楽しみです♪
ブランディングの仕事で一貫して言い続けていること
「ブランディングは大事だけど、ブランディングじゃない!」
ブランディングの仕事をし始めてから一貫して伝えていることですが、今回の事例は典型的なものでしたのでご紹介したいと思いました。
会社のブランディングとなると団体ですから「ブランディングは大事です」とわたしもただそれだけお伝えするでしょうが、個人事業主の場合は団体ではなく個人ですから当然個人の行動力が大いに関係があるわけです。
個人ですから会社ほどの資金力もなく、自分以外の人に発注(外注)を依頼することも最初はそれほど考えないと思います。要するに「ほぼ自分一人で動いていかなければならない」となります。
その場合、ブランディングをしたとしても(例えばロゴを作る、サイトも作る、世界観を徹底する等)
「それらを実行、行動していくことが出来ますか?」というところにぶち当たります。
この部分はブランディング云々の話ではなく、個人の潜在意識をどれだけ癒しているか、ブロックを外していくかの話になっていきます。
逆にこの土台がしっかりしていれば、勝手にブランディングする状態になると思ってます。(要するにわざわざブランディングをする必要がない。勝手に自分で創造していく)
ですから、わたしはどちらかというとブランディングはもちろんやりますけど、それ以前の土台の部分をどうしていくかに焦点を当ててサービスをしているわけです。
ブランディングなんて時代の変化や事業を見直すたびにしていくものであって、要するに好きな時にやりたい時に変更できるものですが、自身の核となる部分はそうそう変えられるものではありません。
そして、その核の部分が、実はブランディングの根幹を決める際に一番重要なところなんです。
ですから、わたしはその核の部分にアプローチを重点的に行なっているんですね。
ちゃんと行動変容することを念頭においているので、ブランディングといいつつ、カウンセリングに近いのかもしれません。