鬼子母神のお話

ウォーキング途中、雑司が谷の鬼子母神様に立ち寄り参拝しました。
ここは空気の流れが良くて大好きな場所です。

実は昨年の5月4日にもこちらを訪れていて、今まで「きしぼじん」だと思っていたのが「きしもじん」だと初めて知ったんですよね。

鬼子母神の鬼の字の点がないことに気がつきましたか?

角のない字を使うことで、仏に帰依して善神になった鬼や、人助けをしてくれた鬼を表現しているものとされているそうです。

鬼子母神の話

鬼子母神はインドの夜叉神の娘でカリテイモ(訶梨帝母)と呼ばれ、その性質は暴虐で近隣の幼児をとって食らうので人々から恐れられ憎まれていました。

そこでお釈迦様は、カリテイモの千人の子の内、末の子を隠して子を失う親の悲嘆を味あわせ戒めました。過ちを悟ったカリテイモはお釈迦様に帰依し、安産・子育(こやす)の神とされるようになりました。

帰依した後のカリテイモは、幼児の代わりに人肉の味に似ている「ざくろ」を食べたといわれます。また、吉祥果ともよばれる「ざくろ」の果実は、種子が多く、子宝・安産・子育・子孫繁栄・豊穣に通じるとして鬼子母神の象徴とされるようになりました。

雑司ヶ谷鬼子母神堂の絵馬にはざくろが描かれています。

御神木は大きすぎて写真にはおさまらず。
とても立派で神々しい御神木です♪

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