性格は変わっても、魂の本質は変わらない

「あの人は変わったわよね」

同じ人を見て、隣にいる人がそう言ったとしよう。
自分は心の中で「全然変わってないのにな」なんて思う。

そして、わたしは「この人はどこを見て変わったと言っているのだろう?」と思うのだ。

性格は変わっても、魂の本質は変わらない

確かに人が”表面上”変わるということはよくあることだと思う。
それは見た目だけではなく、良くも悪くも物の捉え方が変わりネガティブ人間からポジディブ人間へ変わったり、またはその逆になったりして性格が変わることがある。

最初にお会いしたときに感じる「その人の根っこのようなもの」をわたしの中では魂の本質のような位置づけをしていて、見た目や性格などの表面上のことは変わっても「魂の本質」のようなものは変わらないと思っている。

実際にカウンセラー・講師としての人の出会いでも、プライベートでの人の出会いでも、良くも悪くも人が表面上変わるところをたくさん見てきたが、経験上「この人、変わってしまったな」と思ったことは一度もない。

言葉で表現するのは難しいが、良くなったと思っているだけで「本来の姿にもどっただけ」と感じるのだ。

逆に表面上いい人に見せていたけど、魂の本質は真逆だなと感じていた人が悪い方向に向かったとき、無理によく見せるのをやめて本来の姿にもどったなぁと感じるのである。

「元々あなたの本当の姿はこちらですよ」と。

本来の自分にもどる…

それはきっと良いことなのだと思う。

わたしは常々、表面上の変化だけをみて判断するのではなく、目には視えない部分も最初から視ていきたいと思っている。実際に視えないものだし、わたしには特殊能力あるわけでもなく視えるわけでもないから確証はないが、自分の直感や感性などで感じたことは大切にしたい。

その人自身の本質を視ていない、知らない人、わかったふりをする人たちのほうが「あの人は変わったわよね」なんて言うのかもしれないな…、そんなことを思う。

魂の本質を視ている人は

見た目が変わろうが、性格が変わろうが、何年経とうが、何を言おうが、何をしようが、どこに向かおうが、きっとこう言うだろう。

「あなたは全然変わらないよ」と。

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