いつかを大切にするために、今を犠牲にしない

人は、未来のために

今を犠牲にしやすい生き物なのかもしれません。

将来のために、今は頑張る。

いつか、楽になるために今は我慢する。

もう少し余裕ができたら、やりたいことをする。

仕事が落ち着いたら、大切な人との時間をつくる。

いつか、時間ができたら会いに行く。

いつか、きちんと気持ちを伝える。

未来のために何かを準備することは、もちろん大切です。

今すぐにはできないこともあります。

でも最近、ふと思うのです。

その「いつか」のために、今を犠牲にしすぎてはいないだろうか。

目次

いつかは、「ここ」にはない

わたしたちは、未来があることを

どこかで当たり前のように思っています。

来月もある。

来年もある。

また会える。

また話せる。

またできる。

もちろん、たいていの場合はそうなのかもしれません。

でも、本当のところはわかりません。

これは「明日何が起こるかわからないのだから、今日を必死に生きよう」という話ではありません。

未来を怖がりたいわけでもありません。

ただ、

未来はまだ、ここにはない。

わたしたちが実際に触れることができるのは、

いつも今だけです。

未来の自分のために、今の自分を置いていかない

「将来の自分のために」

そう考えて、何かを頑張ることがあります。

それ自体は悪いことではありません。

でも、未来の自分を大切にするために、今の自分をずっと後回しにしているとしたら。

いつか幸せになるために、今を我慢する。

いつか自由になるために、今を縛る。

いつか自分を大切にするために、今の自分を酷使する。

その「いつか」がやってきたとき、

今度はまた次の未来のために、現在を差し出してしまうかもしれません。

未来の自分も大切。

でも、

今ここにいる自分も、同じように大切です。

未来の自分のために、今の自分を置いていかなくてもいい。

最近は、そんなふうに思います。

大切な人も、「今」ここにいる

これは、自分のことだけではありません。

大切な人との関係でも同じです。

いつか会おう。

いつか話そう。

いつか伝えよう。

いつか一緒に何かしよう。

そう思っているうちに、時間は過ぎていきます。

だから最近のわたしは、

伝えたいことがあるなら、伝えられるときに伝えたい。

会いたい人がいるなら、会えるときに会いたい。

大切にしたい人がいるなら、

いつかではなく、今、大切にしたい。

と思うようになりました。

特別なことをする必要はないのだと思います。

「ありがとう」と言うことかもしれない。

一緒にご飯を食べることかもしれない。

連絡してみることかもしれない。

ただ一緒に笑うことかもしれません。

大切にすることを、未来に予約しておかなくてもいい。

今できる小さなことを、今してもいい。

「今やらなきゃ!」にもしない

とはいえ、

「やりたいことは、今すぐ全部やらなきゃ!」

と言いたいわけでもありません(笑)

それでは今度は、

「今を生きなければならない」

という新しい正解ができてしまいます。

今は動けないこともある。

まだ言いたくないこともある。

今日は休みたいこともある。

それなら、それも今の自分です。

大切なのは「今すぐ行動すること」そのものではなく、

未来のためという理由だけで、今の自分を置き去りにしていないか。

ときどき自分に聞いてみることなのかもしれません。

「これは、本当に今を犠牲にする必要があるのかな?」

と。

「今」を大事にする

未来を考えることと、今を大切にすることは、たぶん反対ではありません。

未来のために準備しながら、今日を楽しんでもいい。

貯金をしながら、今日おいしいものを食べてもいい。

いつかの夢を持ちながら、今日の自分を大切にしてもいい。

未来か、今か。

どちらかを選ばなくてもいいのだと思います。

ただ、

「いつか大切にしよう」

と思っているものがあるのなら、

その一部だけでも、今日大切にしてみる。

いつか大事にするために、
今を犠牲にしない。

今を大事にする。

今、やる。
今、言う。
今、行動する。

そして、今は何もしないと自分が選んだのなら、

それもまた、

今を大切にすることなのだと思います。

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